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ハンブルクG20サミット閉幕 温暖化対策で米国の孤立鮮明に
2017年7月9日(日)15時59分
メルケル首相が今回のサミット開催地に、自身の出生地であり、かつて反体制運動の拠点でもあったハンブルクを選んだのには、平和的な抗議活動を受け入れるドイツの寛容さを世界にアピールする狙いがあったとみられる。
しかし現地では、サミット閉幕までの3日間で、サミット開催に反対する大規模なデモから一部が暴徒化。警官200人以上が負傷、140人以上が逮捕される事態となった。
メルケル首相はサミット閉幕後に警察と治安当局に感謝を示し、暴徒化したデモ参加者を非難したが、閉幕後の会見ではハンブルクを開催地に選んだことを巡り厳しい質問が記者から飛んだ。
[ハンブルク 8日 ロイター]
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