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米EV税控除、一部重要鉱物要件の導入2年延期

2024年05月04日(土)19時07分

米財務省は3日、電気自動車(EV)購入者に対する最大7500ドルの税額控除措置について、原料の一部要件を緩和した。脱中国依存を目的とした調達要件で、グラファイト(黒鉛)など追跡が困難な重要鉱物について導入時期を2年延期した。写真は2022年5月、ドイツのザルツギッターで撮影(2024年 ロイター/Fabian Bimmer)

David Shepardson David Lawder

[ワシントン 3日 ロイター] - 米財務省は3日、電気自動車(EV)購入者に対する最大7500ドルの税額控除措置について、原料の一部要件を緩和した。脱中国依存を目的とした調達要件で、グラファイト(黒鉛)など追跡が困難な重要鉱物について導入時期を2年延期した。

2025年の導入予定を27年に延期した。

米業界団体アライアンス・フォー・オートモーティブ・イノベーションは、発表について「EV用電池に使われる重要鉱物の調達に一時的な柔軟性を与えるもので、世界の供給網の現実を認識しているようにみえる」と述べた。

中国は、黒鉛の世界生産量の70%を占める。

ロイター
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