最新記事
ファスティング

なぜ「ファスティング」は「筋トレ」と同じなのか? ...間食をやめるだけで、あなたはすでに成功している

2025年2月7日(金)12時40分
イヴ・メイヤー(コンサルタント)、メーガン・ラモス(臨床研究者・〈ザ・ファス ティング・メソッド〉共同設立者)
野菜

Sponchia-pixabay

<ファスティングとは単なるダイエットではない。ホルモンの働きを整えることで、心と体をベストコンディションに作り上げること>

脳の働きが良くなり、スッキリ。認知機能・学習機能・記憶力もアップ。ファスティングは、単なる減量やダイエットではなく、中毒、羞恥心、罪悪感など精神的、感情的な問題にも効果がある...。

日本でも有名になった「トロント最高の医師」ジェイソン・ファンらによる読んですぐに実践できる、ファスティングの決定版!トロント最高の医師が教える 世界最強のファスティング(CCCメディアハウス)より一部編集・抜粋。


 
◇ ◇ ◇

ファスティングをすると幸福感に包まれ、心が平穏になって虹が見えたり、将来が明るく見えたり、ユニコーンの姿まで見えるようになったりするという人がいる。あなたも、そんなひとりだろうか? もしそうなら、おめでとう! うらやましいかぎりだ。

冗談はさておき、ファスティングを始めると頭がすっきりして集中力も増すし、夜もよく眠れるようになり、体にエネルギーがみなぎってくるという人が大勢いる。始めてから数時間でそれを実感する人もいれば、数日、あるいは数週間かたってから実感する人もいる。

人によってファスティングへの反応はまちまちだ。だから、誰にでも効果のある理想的なファスティング計画というものはない。自分で試して、自分で見つけるしかないのだ。本書で紹介する簡単な方法のいずれかをやってみて目標を達成できるなら、それ以上に厳しいファスティングをする必要はないだろう。

体重を減らしたいなら、苦痛や忍耐は当たり前だと私たちは教えられてきたけれど、そんな考え方をするのはもうやめた。もう二度とそんなやり方はしない。目標を達成してそれを維持するためには、ただ食べる回数を減らして、最低限の運動だけをしようと思っている。

そう、あなたにも、自分にもっと優しくなってもらいたいし、そうすることで、本当に自分に合っていると思える方法を見つけてもらいたい。信じられないって? いまの私は健康だし、自分に優しくできる。正直に言うと、いまの自分は最高だと思っている!

ファスティングは筋肉を鍛えるのと同じようにやるといい。なかには、ファスティングの筋肉がほかの人よりも強くて、すぐにうまくいく人もいるだろう。

ビジネス
「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野紗季子が明かす「愛されるブランド」の作り方
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

プーチン氏、凍結資産巡りEU批判 「主要産油国の外

ビジネス

金利を変更する理由ない、政策は当面安定推移=スペイ

ワールド

仏上下両院合同委、予算妥協案で合意できず 緊急立法

ワールド

プーチン氏、「ウクライナ和平条件変わらず」 年末会
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 2
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末路が発覚...プーチンは保護したのにこの仕打ち
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 6
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 7
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 8
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 9
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 10
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 8
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 9
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 10
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中