周囲の人たちをハッピーに導く、美しい歩き方とダイエットの関係
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<美しく歩くことを目的とするポスチュアウォーキング®は、赤ちゃんを抱いているときでも有効だという。そんな考えから産後のママにレッスンを行っている、ポスチュアスタイリスト®のラクローズ響子さんにベビービョルン株式会社の深井誠社長が話を聞いた。>
産後太りを解消できたポスチュアウォーキング®
深井 はじめにポスチュアウォーキング®とはどのようなものなのか、教えてもらえますか。
ラクローズ ポスチュアとは姿勢という意味。心と体の姿勢を整え、美しく歩くことを目的としています。日常生活を美しく過ごすことで、結果的にエクササイズになります。自分にとってメリットがあるだけでなく、姿勢のいい人を見ていると気持ちがいいので、周囲の人たちもハッピーになれます。基本は負荷をなるべくかけて歩くこと。腹筋やお尻、太ももなどに負荷をかけるので、筋力が身について体型も変化していきます。
深井 ラクローズさんがポスチュアウォーキング®と出会ったのはいつだったのでしょうか。
ラクローズ 10年以上前、2人目の子どもを産んだ後の産後太りが、解消されませんでした。仕事で忙しいのに無理に時間をつくっては、ヨガやエステなどに通いましたが、何をやってもダメ。そんなときに、歩くことぐらいはできるだろうと思って、ポスチュアウォーキング®の教室へ。すると1回のレッスンを受けただけで、楽しくなって歩き続けることができたのです。体重が7㎏も減って、産後太りの解消に繋がりました。
深井 ラクローズさんは先生として、産後ママ向けのレッスンもされていますよね。赤ちゃんの抱っこの仕方や、抱っこしているときの姿勢についても教えているのは、なぜなのでしょうか。
ラクローズ 赤ちゃんを抱くときに、妊娠中の姿勢をそのまま続けている人が多いからです。妊娠中はお腹が出ているので、前に重心があり、足を開いてどこにも力を入れずに立ちます。妊娠によって筋力が衰えているのに、産後も筋力を使わない立ち方になっています。そのため、肩や腰に負担がかかっている人が多いですね。
深井 赤ちゃんが生まれてから6ヵ月くらいまでが、抱っこひもを使う頻度が最も多い時期だと思います。そのときに、正しい抱っこをしていれば、体型が元に戻っていくということなのでしょうか。
ラクローズ レッスンでは抱っこひもの使い方を教えています。赤ちゃんを正しく抱っこすれば、正しい立ち方や歩き方を習得できます。そして、ポスチュアウォーキング®で、産後の体型を元に戻しましょうと指導しています。