コラム

NewJeansの日本進出で再認識した「生みの親」ミン・ヒジンの目利きの力

2024年08月18日(日)17時30分

【動画】NewJeansのサウンドを創るクリエーター250

NewJeansの生みの親、ミン・ヒジンが起用した250は個性的なサウンドで音楽業界内でのファンも多い。

NewJeansのサウンドプロデューサー250(イオゴン)のサウンドクリエーション


NewJeansのファーストアルバム『New Jeans』収録曲「Hurt」は250が作曲で参加、自身で編曲を担当した。こちらはそれをさらに250がリミックスしたバージョン。ちなみにこの250(イオゴン)という変わった名前は本名のイ・ホヒョンから付けたものだという。 NewJeans / YouTube

ミン・ヒジンとの作業はf(x)から


梨泰院のクラブシーンで長年DJとして活動してきた250は、2015年11月、梨泰院で開かれたf(x)のカムバック展示会である「4Walls Exhibition」で「4Walls」公式リミックス2曲を公開した。このときからミン・ヒジンとの作業が始まったという。このMVは2016年BoAの「Pit-a-Pat」を原曲として発表されたリミックス。  SMTOWN / YouTube

250のソロ曲はポンチャク


250自身としては2022年にアルバム「ポン」を発表、2023年の韓国大衆音楽賞で、最優秀エレクトロニックアルバム、最優秀エレクトロニックトラック、今年の音楽家、今年のアルバムを受賞。またこのときはNewJeansの1stアルバムでも最優秀K-POPアルバム、最優秀K-POPトラックを受賞している。 NewJeans / YouTube

キム・チャンワンも興味津々


韓国ではミュージシャンとして人気の高いキム・チャンワンのラジオ番組に250がゲスト出演したときのようす。 SBS Radio 에라오 / YouTube


 
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プロフィール

まつもとたくお

音楽ライター。ニックネームはK-POP番長。2000年に執筆活動を始め、数々の専門誌・ウェブメディアに寄稿。2012年にはK-POP専門レーベル〈バンチョーレコード〉を立ち上げ、イ・ハンチョルやソヒといった実力派を紹介した。現在は『韓流ぴあ』『ジャズ批評』『ハングルッ! ナビ』などで連載。LOVE FMLuckyFM楽天ポッドキャストの番組に出演中。著書は『K-POPはいつも壁をのりこえてきたし、名曲がわたしたちに力をくれた』(イースト・プレス)ほか。

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