コラム

OpenAIとMicrosoftの蜜月は終わった?

2023年09月07日(木)15時10分

■GoogleとNvidiaがGoogleクラウドで協業

NvidiaのAI向け半導体は来年末まで品薄状態が続く見通し。どれだけお金を積んでも買えない状態なので、優先的供給を受けたければ人間関係(会社関係)しかない。どういう条件を出したのか分からないが、GoogleはNvidiaとの関係強化に成功したもよう。(ソース:PR Times

■Googleの画像生成AIが透かし技術を搭載

画像生成AIで嘘の写真をいくらでも簡単に作れるようになっている。これに対抗するために作られたのが透かし技術。Google以外にもほとんどのテック大手は、自社の画像生成AIモデルに透かし技術を搭載する意向を明らかにしている。透かし技術は、作成者などの情報を目に見えない形で画像に追加することのできる技術で、責任を持って生成された画像かどうかを判別できるようになる仕組み。本物に見えても、透かしがあるかどうかでフェイクかどうか判別できるわけだ。(ソース:CNET Japan

■日本でもGoogleの生成AI検索が利用可能に

ChromeなどのブラウザでSearch Labsに登録して、順番待ち。利用開始になると、自然言語で質問したら、自然言語で回答してくれる。またその回答の根拠も示してくれるようになる。一般ユーザーにとってはChatGPTよりも、使い慣れたGoogle検索でのチャット機能のほうが使い勝手がいいかもしれないので、今後のシェア争いの行方が気になる。(ソース:PC Watch

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プロフィール

湯川鶴章

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

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