最新記事
米軍

次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団」タンカーを拿捕する「緊迫の映像」を公開

US Seizes ‘Sanctioned’ Tanker in Caribbean Sea: Video

2026年1月8日(木)15時33分
シェーン・クロウチャー、ダニエル・オートン

両船は、登録名の変更やトランスポンダ(通信機器)の停止などで国際制裁を回避するタンカー群、アメリカ当局が「ゴースト・フリート(ghost fleets)」と呼ぶネットワークの一部として運航していた疑いが持たれている。

ソフィアに対するアメリカの措置は、ドナルド・トランプ大統領が発表した、制裁対象の石油タンカーがベネズエラへ出入りすることを阻止する「封鎖」の一環だ。

アメリカ政府は、こうした船舶から得られる利益が、ベネズエラ政権や同盟関係にある武装勢力と結びついた違法行為、犯罪組織の支援に使われていると主張している。当局によれば、ソフィアは乗船・拿捕された時点で、カリブ海地域において違法な活動に関与していた疑いがあるという。

ノームによると、米沿岸警備隊の戦術部隊は、米国防総省、司法省、国務省と連携し、ソフィアとベラ1に対する乗船・拿捕作戦を数時間以内に実施した。これらの作戦は「綿密に調整された乗船作戦」だったとしている。

「我々は石油制裁に関して、アメリカの法律を執行している」。マルコ・ルビオ国務長官は4日、NBCのインタビューでこう述べた。「裁判所に申し立てを行い、令状を取得し、石油を積んだ船舶を押収する。それは今後も続いていく」

マドゥロがアメリカで拘束されているなか、海上での法執行は一段と強化される見通しだ。ロシアなどは、国際海洋法に基づく拿捕の合法性をめぐり異議を唱えている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国製造業PMI、2月は2カ月連続で50割れ 民間

ワールド

米ベスト・バイ、メモリー高騰への対応に奔走 関税負

ワールド

トランプ関税返還訴訟が国際貿易裁判所に殺到、200

ワールド

米中間選挙に向け予備選始まる、テキサス州接戦 イラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 4
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 5
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 6
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 9
    イランへの直接攻撃は世界を変えた...秩序が崩壊する…
  • 10
    「日本食ブーム」は止まらない...抹茶、日本酒に「あ…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中