野生ボブキャットが突然襲撃...血だらけで発見された愛犬、懸命の治療続く
ボブキャット襲撃で重体の愛犬、回復願う声続々 Rebekah Clark-GoFundMe
<米テキサス州フリスコで、飼い犬が野生のボブキャットに襲われ重体となる衝撃的な出来事が起きた。血まみれの姿で発見された愛犬のため、家族は今、必死の闘いを続けている>
米テキサス州フリスコで11月29日午前9時30分ごろ、家族の飼い犬が自宅の裏庭で野生のボブキャットに襲われ、重体となる事故があった。犬は「ルナ」という名の雌犬で、現在も集中治療室で懸命な治療を受けている。
【画像】かわいそう...ボブキャットに襲われ犬が重体...衝撃的な姿に広がる支援の輪
家族の話によると、当時、ルナは母親が庭の様子を見守る中、自宅敷地内にいた。そこへ突然ボブキャットが現れ、激しく襲撃。ルナは連れ去られ、一時は命を落としたかのように見えたという。
近隣住民と母親の助けを借りて父親が捜索し、自宅近くの木や低木の下で倒れているルナを発見した。父親が抱き上げたところ、尻尾がわずかに動き、生存が確認されたという。
ルナはすぐにプレストン通り沿いの動物病院に搬送され、応急処置を受けた後、24時間対応の救急動物病院「VEG ER(フリスコ)」へ移された。現在は重篤な状態が続いており、集中治療を受けながら懸命に生きようとしている。
すでに緊急治療により、1日で6000ドル(約90万円)を超える医療費が発生しており、今後も手術や痛みの管理、創傷治療、夜間の集中監視、退院後のフォローアップなど、さらなる費用が見込まれている。
家族は「お金が理由で治療を諦めることはできなかった」とし、姉妹たちが費用を分担して対応しているが、負担は急速に大きくなっているという。このため、治療費を賄うための支援をオンラインで呼びかけている。
「ルナは家族の一員で、とても穏やかで幸せな性格の犬です。まだ生きる力があり、愛に囲まれて回復できるはずだと信じています」と家族はコメントしている。
支援は少額でも大きな助けになるとしており、寄付だけでなく情報の共有や祈りも力になると訴えている。今後の容体については、随時更新される予定だという。
自宅敷地内で起きた今回の事故は、都市近郊における野生動物との共存や安全対策の在り方についても、改めて考えさせる出来事となっている。
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