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米空母展開に「踊って抗議」? ――ベネズエラのマドゥロ大統領が平和アピール

Venezuela’s Maduro Does Peace Dance as Trump Weighs Military Options—Video

2025年11月25日(火)17時23分
アミール・ダフタリ

学生たちには、「米国の学生とつながり、反戦のメッセージを広げよう」と呼びかけた。マドゥロはこれを「国の強さと団結の象徴」と位置づけ、外部からの脅威に屈しない姿勢を示した。

支持者たちは旗を振り、手を挙げて応答。国営メディアはこの様子を広く放送し、ダンス映像はSNSでも拡散された。

今回ベネズエラ沖に展開する米軍部隊は地域内でも最大級で、世界最大の原子力空母である最新鋭の「ジェラルド・R・フォード」も出動している。米軍はこれまでに、ベネズエラおよびコロンビアからの麻薬密輸に関与しているとされる船舶に対し、約20回の空爆を実施。少なくとも83人が死亡したとされる。

これに対してベネズエラ政府は、「標的となった船舶が違法行為に関与していた証拠はない」と主張している。

米国は同時に、マドゥロおよびベネズエラ軍高官が関与しているとされる「ロス・ソレス・カルテル」を外国テロ組織に指定する方針を示している。マドゥロの逮捕につながる情報提供に対する懸賞金も5000万ドルに引き上げられた。

これに対抗し、マドゥロ政権は数十万人規模の軍事演習を実施。ロシア製の防空システムも国内各地に配備している。

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