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暴力

トランプは「左派のせい」と主張するが...トランプ政権誕生後、米で政治的暴力が倍増した理由

Is America Becoming More Violent?

2025年9月24日(水)17時05分
ジョン・ハルティワンガー(フォーリン・ポリシー誌記者)
演説するチャーリー・カーク

2024年米大統領選でトランプ支持の熱弁を振るったカーク REBECCA NOBLE/GETTY IMAGES

<近年、アメリカでは「暴力による変革」を認める空気が広がっている>

暗黒の時代を今日で終わらせるか、それとも「もっと暗い時代の始まり」とするか、選ぶのは私たち自身だ──米ユタ州のスペンサー・コックス知事(共和党)は9月12日にそう訴えた。2日前には州内の大学で開かれた討論集会で、31歳の保守系活動家チャーリー・カークが狙撃され、死亡していた(カークはドナルド・トランプ大統領の熱烈な支持者だった)。

だが悲しいかな、この国の政治的暴力に詳しい識者の多くは、既にアメリカは危険な新時代に突入したと警告している。下手をすれば多くの政治家が暗殺された1960年代の再来であり、早急に手を打つ必要があると。


シカゴ大学の政治学部教授で同大学の「安全保障と脅威プロジェクト(CPOST)」を率いるロバート・ペイプによれば、今のアメリカでは左右を問わず「政治的暴力に対する支持が高まっている」。

去る6月14日にミネソタ州の州議会議員2人(いずれも民主党)が銃撃され、うち1人とその配偶者が死亡したとき、ペイプはニューヨーク・タイムズ紙に寄稿して「アメリカ政治は極めて暴力的な時代に突入する瀬戸際」にあると警告していた。

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