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「私はプーチンを好かない!」遂にキレたトランプ...「友情」の決裂はウクライナを救うのか?

Russia Not Worried

2025年7月23日(水)16時46分
クリスチャン・カリル(本誌米国版元モスクワ支局長)

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アメリカ製防空システム「パトリオット」の操作訓練を受けるウクライナ兵 JENS BUTTNERーPOOLーREUTERS

終戦への展望がない

筆者の取材に応じた米軍の元欧州軍司令官ベン・ホッジスは「戦略がない」と切り捨てた。

「望ましいエンドステート(戦闘終結時の状態)が描けていない。この大統領はなぜ『ロシアが他の全ての主権国家と同様に国境内にとどまり、近隣諸国への攻撃をやめる。それがエンドステートだ』と言えないのか」。現状はいいかげんな声明と曖昧な主張のごった煮にすぎないともホッジスは言った。


プーチンの本音についてトランプがいくばくかの疑念を表明したこと自体は喜ばしい。しかし肝心のトランプ政権の戦略が見えてこない。

ウクライナへの武器供与を止めるという従前の主張に比べれば、新しい政策は(もしも本当に実施されるなら)まともだ。しかしバイデン政権の時代よりは後退している。

大統領権限に基づく武器の無償供与ではなく、欧州諸国に代金を払わせる商取引の仕組みだ。しかも提供される武器の種類や数の詳細は明らかにされていない。

ウクライナに渡す武器の代金はヨーロッパが払うと言えば、海外援助も外国での戦争も大嫌いなMAGA(アメリカを再び偉大に)派の岩盤支持層は納得するかもしれない。

だが、この方針の持続可能性には疑問を抱かざるを得ない。戦略的な視点が欠けているし、実行段階でのトラブルは避け難いからだ。

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