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ミャンマー内戦

ゾウがミャンマー内戦で重要な役割を果たしている「実態」...密猟が野放しになっている現実も

PARTNERS IN RESISTANCE AND RELIEF

2025年7月10日(木)14時05分
カリシュマ・ハスナット

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ミャンマー北西部ザガイン管区で地震で損傷した道路の復旧工事に従事するゾウ(3月29日) BY SPECIAL ARRANGEMENT VIA THE DIPLOMAT

現地の風習で、使役ゾウはチーク材で彫られた木製の鈴を付けており、微妙に異なる音色によってゾウ使いがゾウを識別する。雨期には、こうしたゾウが必需品運搬の唯一の手段となる。また、静かに移動できるため、紛争地域で活動する抵抗勢力の「足」としてもメリットが大きい。

とはいえ、ゾウの巨体は人目につきやすい。それでも、ゾウにはさらなる利点があるとリントナーは指摘する。「物資の運搬においてゾウとラバには重要な違いがあると、カチン族から教わった。ゾウは竹や草を食べながら移動できるが、ラバには別途、飼い葉を用意しなければならない」


ミャンマーの民主派勢力はゾウを国の宝と見なし、民主化が実現した暁には重要な役割を担わせたいと考えている。NUGの天然資源・環境保全省(MONREC)によれば、抵抗勢力が保有するゾウは現在227頭。そのうち、アランドカタパ国立公園の出身が37頭で、残りの190頭は以前は国営のミャンマー木材公社に属していた「投降ゾウ」だ。

「クーデター以降、われわれは安全な道路アクセスが確保された地域を目指して移動を繰り返してきた。身の安全と生活、健康のためだ」と、ゾー・ルウィンは言う。「今のところ、戦闘に巻き込まれる事態は回避できている」

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