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「そっと触れただけなのに...」客席乗務員から「辱め」を受けた女性の動画にSNSで議論白熱「これは公開処罰!」

Woman Tries To Order Drink on Flight—Makes Horrifying Error: 'Humiliation'

2025年5月22日(木)15時37分
スー・キム

フィンクさんは、客室乗務員を責める意図はなかったと説明する。「中には、私が乗務員が間違った対応をしたと言っているように受け取っている人もいるけど......あの投稿は、あくまで"私が公開の場であんな反応をされて恥ずかしかった"という気持ちの記録だった」と本誌に語った。

「まるで学校で先生に叱られたみたいで、ちょっと恥ずかしかった。でも彼女を責めるつもりは全くない」「周りの乗客たちはこっちを見て......そのあとすぐに自分のことに戻っていった」

「この出来事があった直後から"人前で注意されて恥ずかしくなる"という感覚に、多くの人が共感するだろうなと思っていた」とも話している。

この出来事は、パーソナルスペースの境界や、特に飛行機のような閉ざされた空間での社会的なマナーについての議論に発展している。

「1番興味深いのは、TikTokのコメント欄で"腕に触れるのは社会的に許容されるのか"という点をめぐって、意見が真っ二つに分かれていること」とフィンクさん。

「私は身体的な接触にはとても寛容なタイプ。でも、文化的な背景や過去のトラウマ、あるいは単なる個人的な好みなど、様々な理由でそうでない人がいることも理解している」

その後フィンクさんは、自身のインスタグラムで非公式のアンケートを実施。「腕に触れる行為は許容されるか?」という問いに対し、2000件以上の回答が集まり、75%が「当然、社会の一部として普通の行為」と答えた一方で、25%は「絶対ダメ。絶対にやるべきではない」と答えたという。

当初は恥ずかしさが勝ったというフィンクさんだが、TikTokに書いた大げさなキャプションについては「誇張していた」と認める。「"もう立ち直れないかも"みたいな言い回しは確かにドラマチックすぎた。でも実際には、私は対人不安もないし、すぐに立ち直れた」と語っている。

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