最新記事
ランキング

「世界で最も嫌われている国」ランキングを発表...日本は「意外」な結果? 「侵略者」ロシアは3位

Map Shows World's Most Hated Countries

2025年4月13日(日)13時05分
ジョーダン・キング、ジョン・フェン
世界で最も嫌われている国ランキング

Oleg Lopatkin/Shutterstock

<国勢調査と人口動態を専門に扱う独立機関ワールド・ポピュレーション・レビューの調査結果から、世界で嫌われている国とその理由が明らかに>

ワールド・ポピュレーション・レビューが発表した「世界中の報道や世論調査を総合した」今年の調査に基づき、「世界で最も嫌われている国」を示す地図を作成。今年はアメリカが2位にランクインした。

■【画像】日本は意外にも...「世界で嫌われている国」ランキングを示す地図、2位はアメリカ

世界各地で戦争が継続し、さらにはドナルド・トランプ米大統領の大規模な関税の導入によって市場が混乱する中で国際関係は現在、緊張状態にある。ワールド・ポピュレーション・レビューの調査結果よると、世界で最も嫌われている国は、1位が中国、2位がアメリカ、3位がロシアだった。

ワールド・ポピュレーション・レビューは、中国に対する否定的な世論の理由として、独裁体制、劣悪な労働環境の疑い、環境汚染への寄与、香港、台湾、マカオへの独立を認めないこと、ウイグル族への対応などを挙げている。

ロシアについては、「ロシア政府は、個人の権利と自由、そして民主主義を厳しく制限している」と指摘している。ウクライナ戦争についても言及し、ロシアを「強気な侵略者」と評している。

アメリカについては、「アメリカに対する敵意の主な原因は、自国に有利な形で国際的な出来事に影響を与えようとする際に、度を超す傾向にある」と説明している。「この国が『最も嫌われている国』のリストに入ったことに、多くのアメリカ人は驚くかもしれないが、アジア人やヨーロッパ人の多くは驚かないだろう」

SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、円は日銀の見通し引き下げ受

ビジネス

アップル、1─3月業績は予想上回る iPhoneに

ビジネス

アマゾン第1四半期、クラウド事業の売上高伸びが予想

ワールド

トランプ氏、ウォルツ大統領補佐官解任し国連大使に指
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 6
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 7
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 8
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 9
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 10
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中