2032年「都市壊滅級」小惑星衝突の確率、過去最高の3.1％に...危険な地域は？

NASAが警戒強化...2032年12月、小惑星2024 YR4が地球を直撃か（画像はイメージです）　NASA Hubble Space Telescope-Unsplash

＜NASAの最新予測で、小惑星「2024 YR4」の衝突確率がわずか1か月で1.2％から3.1％へ急上昇。2032年、地球は衝突の危機に直面するのか？＞

NASAの最新データによると、2032年に小惑星が地球に衝突する確率が3.1%に上昇した。

NASAは2月7日に、この小惑星が地球に衝突する可能性を1.2%から2.3%に引き上げた。その後、2.6%へと増加し、直近の更新では3.1%に達している。これらの確率は、NASAの「地球近傍天体研究センター（CNEOS）」によって算出されたものだ。

この小惑星「2024 YR4」は、2023年12月27日に初めて発見されて以来、科学者たちによって継続的に追跡されている。NASAの推定では、直径は約40メートルから90メートルとされる。

NASAによると、2024 YR4は2032年12月22日に地球へ衝突する可能性がある。この小惑星は1月27日の時点で衝突確率が1%を超えたため、国際小惑星警報ネットワーク（IAWN）から公式な警告通知が発出された。