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身元特定を避け「顔の近くに手榴弾を...」北朝鮮兵士が「自爆」する瞬間の映像をウクライナが公開

North Korean troops blowing themselves up to avoid capture: Kyiv

2025年1月19日(日)07時05分
イザベル・バンブルーゲン

これまでに300人の北朝鮮兵が死亡か

韓国の李成權議員は国家情報院の報告を引用し、北朝鮮の兵士たちはウクライナ軍の捕虜になるのを避けるために自決するよう命じられていると述べた。国家情報院(NIS)によれば、捕虜になりそうになったある兵士が「金正恩将軍」と叫びながら手りゅう弾で自爆を試みたが、自ら命を絶つ前にウクライナ軍に射殺されたケースもあったという。

1月14日には日本の共同通信が、ウクライナの政府や軍関係者の話を引用し、北朝鮮の兵士たちが捕虜になったり身元を特定されたりするのを避けるために、顔の近くで手りゅう弾を爆発させていると報じた。ウクライナ政府関係者はこれについて、「北朝鮮の参戦を隠蔽することが狙い」だと述べ、また別の関係者は「一種の洗脳だ」だと称した。

ウクライナ軍の特殊作戦部隊は13日、ウクライナ軍が北朝鮮兵17人を殺害した際の様子を撮影したとみられる動画を公開。このうち1人は手りゅう弾で自爆したと報告した。

北朝鮮の金正恩総書記は、同盟国ロシアに自国の兵士(一部は北朝鮮軍の特殊部隊に所属していると考えられている)を派遣。兵士たちは2024年10月にロシアに到着し、12月はじめからウクライナとの戦闘に参加したとみられている。

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