<通信ネットワークへの大規模侵入に危機感を強めるアメリカ...。問題は漏洩情報がどう活用されるか>

米情報・安全保障当局者らは、中国政府系ハッカー集団「ソルト・タイフーン」の米通信ネットワークへの大規模侵入に危機感を強めている。

昨年9月にソルト・タイフーンの大規模サイバー攻撃が報じられて以来、さまざまな被害についての報道が出ている。米当局関係者らは「打つ手がない」「壊滅的だ」などと発言。政府も職員に対し、通常の電話やテキストではなく暗号化されたメッセージを送受信するよう促している。

中国が入手したデータは通話記録、政治家や外交官、安全保障当局者間の私的な通信記録のほか、さらに広範にわたる可能性がある。

問題はどう活用されるかで、過去にCIAの通信が侵害された例では中国がCIA協力者を追放し、イランやロシアなどを支援する諜報活動を行った。

米政府には情報漏洩を前提に行動する以外、できることはあまりない。もちろんアメリカも中国に対してサイバースパイ行為をしているのだが。

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