ミャンマー「解放区」の実像:3年前のクーデターの勢いが衰えた国軍に立ち向かう武装勢力の姿
A RESISTANCE STRONGHOLD
カヤー州メーセにあるタイとの国境検問所は今や反軍勢力の支配下にあり、ゲートには誇り高きカレンニー族の名が掲げられている PHOTOGRAPH BY ANDREW NACHEMSON PHOTOS FOR FOREIGN POLICY
<若者たちの抵抗運動の膨大な熱量は国軍を退けて、少数民族武装勢力と国内避難民が新たな街を作る。東部タイ国境に面するカヤー州の現地を歩いた>
一夜明けたら「お尋ね者」になっていた。3年前のことだ。
ミャンマーの著名な政治評論家タータキンは当時、アウンサンスーチーと彼女の率いる国民民主連盟(NLD)の熱烈な支持者として知られていた。
しかし2021年2月1日、国軍がクーデターを起こし、民主的に選ばれたNLD政権を倒して政治家や活動家多数を一斉に検挙した。
タータキンも標的となっていたが、どうにか難を逃れた。
そして同国中部のマグウェ地方を脱出し、南東部にあるカレン民族同盟(KNU)の支配地域に逃れた。
仏教系のビルマ族が多数を占めるこの国にあって、KNUは1940年代から活動する少数民族系の武装組織であり、一貫して民族の自治と連邦制国家への移行を求めている。
連邦制も自治も国内の少数民族が長年にわたって唱えてきた大義であり、今は多数派ビルマ族の多くも支持している。
だからKNUも広く国内の民主化勢力と連帯し、3年前のクーデター後に誕生した各地の抵抗勢力を支援し、初めて武器を取った人たちへの軍事訓練も行っている。
伝統的に、KNUの支配地域は隣国タイと国境を接するカレン州の一部、それも主として山間部に限られていた。
だが3年前のクーデター後には、カレン州の北に位置する東部カヤー州でも軍政に対する激しい抵抗運動が始まった。
そして昨年末の時点では、ついに都市部にまで反政府勢力の支配地域が広がった。
具体的には、カヤー州メーセ郡の全域とデモソ郡の大部分などだ。
国軍に追われたタータキンも、今はカヤー州デモソ郡で暮らす。
「ここは連邦制民主主義の国みたいに思える」と彼は言った。「いろんな立場の人が協力し合い、みんなが反軍革命を支持し、参加している」

新旧の少数民族勢力が連携
今のカヤー州で反軍闘争を主導しているのは、3年前のクーデター後に結成されたカレンニー国民防衛隊(KNDF)だ。
1950年代から活動している武装勢力のカレンニー軍や、共産主義のカレンニー民族人民解放戦線(KNPLF)の支援を受けて力を付けてきた。
ちなみにKNPLFは2009年にいったん国軍と手を組んだが、昨年からは反軍政・民主派の勢力に加わり、今はKNUとも連携している。
さらに、全国規模の武装勢力で旧NLD政権の議員らが立ち上げた亡命政府「国民統一政府」に忠誠を誓う国民防衛隊(PDF)も、カヤー州での反軍闘争に加わっている。
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