ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は2日、ウクライナに供給されている西側の対空システムを再評価する必要性を指摘し、ロシアが使用しているイラン製無人機「シャヘド」に対抗するには、よりシンプルで安価な兵器の方が費用対効果が高い可能性があるとの見解を示した。

シャヘドはほぼ日常的にロシアによる攻撃に使用されている。

ポドリャク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、米国の「NASAMS」やドイツの「IRIS―T」といった西側のシステムはミサイルの迎撃に使用されているが、シャヘドに使用するには費用対効果が悪く、「同盟国の備蓄減少と長期的な弱体化につながる」と指摘。

「解決策は明白だ。移動式の大口径機関銃に加え、シャヘドに対して有効であることが証明されている、よりシンプルで安価な対空システムが多くある。ゲパルトやバンパイアなどだ」と語った。

ゲパルトはドイツ製の対空戦車。バンパイアは米国製の対無人機システム。

ポドリャク氏はこのような規模縮小により、ロシアの攻撃による影響を最小限に抑え、ウクライナ上空と近隣の北大西洋条約機構(NATO)諸国の長期的な安定を確保できるとした。

[ロイター]
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