トランプ氏、ベネズエラ監視の長期化示唆 「私に国際法は不要」
写真はトランプ米大統領。2025年5月、ワシントンで撮影。REUTERS/Leah Millis
[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日公開された米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、米国によるベネズエラの監視が数年に及び、石油収入を管理する可能性があると見方を示した。
2時間に及ぶインタビューでは同紙は、ベネズエラの隣国コロンビアのペトロ大統領との1時間に及んだ電話会談について、トランプ氏は軍事行動の可能性は撤回したようだと報じた。
トランプ氏はベネズエラに対する監視期間について、「時が経てば分かるだろう」と述べた。3カ月、6カ月、1年、あるいはそれ以上になるのかと問われると、「もっと長くなるだろう」と答えた。
国連人権高等弁務官事務所は、ベネズエラに対する米国の軍事作戦は国際法に反し、世界の安全を脅かすものだとしているが、トランプ氏は同紙に「私には国際法は必要ない」と発言。
世界における自身の権力に限界はあるかとの質問には、「一つある。私自身の道徳観。私自身の心だ。それが私を止められる唯一のものだ」と述べた。
一方、政権は国際法を順守する必要があるとの考えを示したが、国際法が適用される事案については自らが判断するとしたほか、「国際法の定義が何であるかによる」と述べた。
ベネズエラの今後については「非常に利益のある方法で再建する」とし、「石油を活用し、確保し、石油価格を引き下げる。ベネズエラが切実に必要としている資金を提供するつもりだ」と語った。
米国が現在、ロドリゲス暫定大統領が率いるベネズエラ政府と「非常に良好な関係にある」とも述べた。「(ベネズエラ政府は)われわれが必要だと感じるものを全て提供している」と話した。
2024年の選挙で勝者と米国が認めていた野党に政権運営させない理由についての質問に、トランプ氏は回答しなかった。ロドリゲス暫定大統領と個人的に話したかとの質問にもコメントを控えた。
しかし、ルビオ国務長官は連絡を取っているとし、「政権と常に連絡を取り合っていると言える」と語った。





