ウクライナ軍、南東部で4つめの集落ストロジェベを奪還 24時間で約25回もの激しい戦闘続く

ドネツク州のストロジェベでウクライナ国旗を掲げる兵士たち REUTERS / YouTube
ウクライナは12日、南東部で新たに集落一つをロシア軍から奪還したと発表した。
ドネツク州のストロジェベではウクライナ国旗を掲げる兵士のビデオが映され、国防相は部隊を称えた。この集落はウクライナが前日奪還を発表した集落ブラホダトネとネスクチネの間に位置する。
ロイターは戦況を確認できていない。
ウクライナ軍は11日、ブラホダトネとネスクチネに加えてマカリフカを解放したと明らかにした。
マカリフカは前線だった場所から5キロメートルほどの地点で、ウクライナの前進は小幅なものとみられる。
複数のロシアの著名軍事ブロガーは、マカリフカでの戦闘はまだ続いているが、ブラホダトネとネスクフネはウクライナ軍による占領が確認されたと指摘した。
ウクライナ軍参謀本部は12日、東部や南部の前線で激しい戦闘を繰り広げていると発表した。
東部のバフムト、ドネツク州のアブデーフカとマリンカ、ルガンスク州ビロホリフカの周辺で過去24時間に約25回の戦闘が行われたという。
ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官はウクライナ軍がバフムトの側面で反撃を続け、ロシア軍を最大700メートル後退させたと述べた。
