最新記事
事件

米ケンタッキー州ルイビルの銀行で銃撃 容疑者の銀行員含む5人死亡、9人負傷

2023年4月11日(火)10時32分
ロイター
銃撃現場を調べる警官たち

米南東部ケンタッキー州ルイビル中心街にある銀行で10日午前、銃撃事件が発生し、5人が死亡し、6人が負傷した。ルイビル市警が発表した。写真は4月10日、銃撃事件が発生した米ケンタッキー州ルイビル中心部の現場で撮影(2023年 ロイター/Michael Clevenger/USA Today Network via REUTERS)

米南東部ケンタッキー州ルイビル中心街にある銀行で10日午前、銃撃事件が発生し、容疑者の男を含む5人が死亡した。ルイビル市警が発表した。そのほか9人が負傷し、病院に搬送された。

警察によると、容疑者は現場で死亡したが、自殺を図ったのか、警察に撃たれたのかは現時点では不明。

ルイビル市警察によると、銃撃事件を起こしたのはコナー・スタージョン(23)容疑者。2022年にオールドナショナル銀行に正社員として入社したという。

CNNは、容疑者は「AR━15」の半自動ライフルで武装していたと報じた。警察によると、容疑者は銃撃のもようをインターネットでライブ配信していた。

負傷者には警察官2人が含まれ、うち1人が重体という。重体となっているのは警察学校を卒業したばかりの26歳の警察官で、頭部を撃たれた。他の2人の負傷者も重体という。

人口62万5000人のルイビルではこの日、別の銃撃事件も発生。銀行で発生した銃撃事件に警察に通報があったのは午前8時半ごろだったが、CBSテレビ系列の地元WLKYニュースが警察の情報として報じたところによると、その数時間後にルイビル市内のコミュニティカレッジの外で銃撃事件が発生し、男性一人が死亡、女性一人が負傷した。

警察によると、この事件は最初の銃撃があった銀行から約3キロメートル離れたところにあるジェファーソン・コミュニティ・アンド・テクニカル・カレッジで発生。複数の容疑者が現場から逃走しているという。

銃撃事件のデータを収集する非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によると、米国では今年に入り146件の銃撃事件が発生している。

バイデン大統領はルイビルの事件を受け、銃器の安全な保管、全ての銃販売に対する身元調査、銃製造業者の免責事項の撤廃を義務付ける法案を議会が可決することを望むと改めて表明。「われわれの地域社会を守るために議会共和党が行動を起こす前に、あと何人の国民が死ななければならないのか」と述べた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2023トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

企業経営
ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パートナーコ創設者が見出した「真の成功」の法則
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ECB、次は利上げの可能性 近い将来はない─シュナ

ワールド

植田日銀総裁、9日午後2時30分から衆院予算委に出

ワールド

中国の対ロシア元建て輸出、8カ月連続で減少

ワールド

中国輸出、11月は予想上回る伸び 米国以外への出荷
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 2
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 3
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...かつて偶然、撮影されていた「緊張の瞬間」
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 7
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 8
    『ブレイキング・バッド』のスピンオフ映画『エルカ…
  • 9
    仕事が捗る「充電の選び方」──Anker Primeの充電器、…
  • 10
    ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パート…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 6
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 9
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 10
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中