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ウクライナ情勢ウクライナ南部マリウポリでコレラ流行の恐れ 医療サービスは崩壊状態に

英国防省は10日、ウクライナ南東部のマリウポリについて、医療サービスがすでに崩壊状態にある可能性が高いと指摘し、コレラが大流行する恐れがあるとの見方を示した。5月30日、マリウポリで撮影。(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)
英国防省は10日、ウクライナ南東部のマリウポリについて、医療サービスがすでに崩壊状態にある可能性が高いと指摘し、コレラが大流行する恐れがあるとの見方を示した。ツイッターのメッセージを更新した。
ウクライナ南部の都市ケルソンに関しても、医薬品が決定的に不足している恐れがあるとした。その上で、ロシアは占領地域の住民に対する基本的な公共サービスの提供が十分にできていないと分析した。
世界保健機関(WHO)のウクライナ担当高官も先月、マリウポリでのコレラ流行の可能性に懸念を示している。
マリウポリは、ウクライナ軍とロシア軍の数週間に及ぶ激しい交戦の末、現在はロシアの制圧下にある。

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