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パンデミック上海市、ロックダウン解除は「段階的に」 22日から全市民検査へ

中国・上海市は、新型コロナウイルス対策で導入しているロックダウン(都市封鎖)について、隔離対象外の地域での感染が一定の基準まで抑えられれば、段階的に解除すると発表した。上海で19日撮影(2022年 ロイター/Xihao Jiang)
中国・上海市は22日、新型コロナウイルス対策で導入しているロックダウン(都市封鎖)について、隔離対象外の地域での感染が一定の基準まで抑えられれば、段階的に解除すると発表した。
上海市は対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントで、市内の感染状況は改善傾向にあり、ルールが守られている限り、生活を早期に正常化できるとした。
市当局は「われわれの目標はできるだけ早く地域社会のゼロコロナを達成することだ」とし、改善傾向は「この疫病との厳しい闘いに勝利し、正常な生産と生活の秩序を回復できるという重要な兆候だ」と指摘した。
上海市で21日に確認された新型コロナ感染による死者は11人で、20日の8人から増加した。
21日に報告された無症状の新規感染者は1万5698人で、前日の1万5861人から減少した。
また、上海市は21日夜の声明で、22日から全市民を対象にした追加のコロナ検査を含む、9つの対策を新たに発表した。
市当局は20日時点で重要産業の企業666社のうち403社(60%)が業務を再開していると明らかにした上で、業務再開には厳しい感染予防・管理対策が必要になると強調した。

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