最新記事

ウクライナ情勢

プーチン側近「オリガルヒ」のアブラモビッチがモスクワ入り ウクライナ停戦を模索か

2022年3月16日(水)17時47分
ロシア新興財閥(オリガルヒ)のロマン・アブラモビッチ

英・欧州連合(EU)の対ロシア制裁対象となっているロシア新興財閥(オリガルヒ)のロマン・アブラモビッチ氏(写真)が15日早く、プライベートジェットでモスクワ入りした。3月14日、イスラエルの国際空港で撮影(2022年 ロイター)

英・欧州連合(EU)の対ロシア制裁対象となっているロシア新興財閥(オリガルヒ)のロマン・アブラモビッチ氏が15日早く、プライベートジェットでモスクワ入りした。関係筋は、プーチン大統領との面会が目的でないと述べた。

運航データによると、アブラモビッチ氏のプライベートジェットはトルコのイスタンブールからモスクワへと飛んだ。イスタンブール・モスクワ間の飛行は過去3日で2回目。イスラエルとポルトガルの市民権を持つ同氏は14日にイスラエル・テルアビブ空港のVIPラウンジにいるところを目撃されており、そこからイスタンブールに向かったとされる。

ドイツ紙ビルトの報道によれば、アブラモビッチ氏は10日にモスクワで、プーチン大統領との会談を控えたシュレーダー元独首相と会談した。

関係筋はロイターに、アブラモビッチ氏とシュレーダー氏が会談したことを確認し、アブラモビッチ氏がウクライナでの戦闘停止の方策を模索していると述べた。

欧州連合(EU)は、対ロ制裁を強化する中、プーチン大統領に近い新興財閥が所有する別荘や豪華ヨットなどの資産の差し押さえに動いている。

スペイン当局は、14日に国営コングロマリット、ロステックの経営トップ、チェメゾフ氏のヨットを、15日には軍需企業ロソボロネクスポルトのトップのヨットを差し押さえた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・ロシア戦車を破壊したウクライナ軍のトルコ製ドローンの映像が話題に
・「ロシア人よ、地獄へようこそ」ウクライナ市民のレジスタンスが始まった
・【まんがで分かる】プーチン最強伝説の嘘とホント
・【映像】ロシア軍戦車、民間人のクルマに砲撃 老夫婦が犠牲に


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

再送-「安全の保証」巡り首脳レベルの協議望む=ウク

ビジネス

訂正米PCE価格、7月前年比+2.6% コアは5カ

ワールド

トランプ氏のFRB理事解任巡る審理開始、裁判所判断

ワールド

プーチン氏、トランプ氏欺くことに 露ウ会談約束しな
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界がうらやむ国」ノルウェーがハマった落とし穴
  • 4
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 5
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 6
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 7
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 8
    「人類初のパンデミック」の謎がついに解明...1500年…
  • 9
    自らの力で「筋肉の扉」を開くために――「なかやまき…
  • 10
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 7
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 8
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 9
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 10
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中