最新記事

オリンピック

パリ五輪ロゴの出会い系アプリ激似説がネットで再燃

2021年7月30日(金)12時10分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
パリ五輪のロゴ

パリ五輪組織委員長のトニー・エスタンゲ氏(右)と車いすテニス選手のミカエル・ジェレミアス氏、スクリーンにはパリ五輪のロゴ(2019年10月) Pascal Rossignol-REUTERS

<このロゴについて「左スワイプ」とのコメントも...>

2024年にパリで開催されるオリンピックの公式ロゴが、出会い系アプリからアメリカの人気ドラマ『フレンズ』のレイチェルまで、あらゆるものに似ているとネット上で嘲笑されている。

このロゴは2019年には発表されていたが、東京五輪の開催に伴って再び関心が高まっているようだ。

パリ五輪のツイッター公式アカウントはこのロゴに込めた意味について、「メダル、炎、マリアンヌ」と紹介。(マリアンヌはフランス共和国を象徴する女性像)ソーシャルメディア上では、多くのユーザーがこのロゴと有名人を比較する動きを見せている。

ジェームズ・フェントンは、オリンピックロゴとマッチングアプリのロゴを並べて「このオリンピックロゴを左にスワイプ」とツイート。(Tinderでは、表示される相手の写真を左にスワイプすると「なし」の意思表示に)

フェリペ・ヴィエイラは「2024年のパリ五輪のロゴは、2007年のヴィクトリア・ベッカムをベースにしている」と投稿。

また、カイル・M・ギボンズは「このデザインについて、上司に話がある!」とツイート。この投稿に添えられた#Karen(カレン)はインターネットミームであり、気に食わないことがあると不満を爆発させたり、「上司を出せ」と要求する厄介な女性の代名詞となっている。

他にも、招致時のロゴのほうが良かったというコメントも見られる。

ほとんどの開催国が招致時とは別のロゴを採用してきたのに対して、フランスではオリジナルのデザインを支持する声が高まっている。オリジナルのロゴは、パリのランドマークであるエッフェル塔と、大会の年号「24」を模したカラフルなデザインだ。

東京オリンピックが開幕した23日、クリス・ブラウンは2つのロゴ画像を下記のテキストに添えてツイートした。

「24という数字とエッフェル塔を表す文字通り完璧なロゴだったのに、バリスタに怒鳴る中年女のデートアプリのようなロゴのために破棄されてしまったことを、タイムラインに思い起こさせるのに良いタイミングだと思う」

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アップル、見通しさえず株下落 第4四半期は予想上回

ワールド

米裁判所、マスク氏訴訟の手続き保留を決定 大統領選

ワールド

北朝鮮、31日発射は最新ICBM「火星19」 最終

ワールド

原油先物、引け後2ドル超上昇 イランがイスラエル攻
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後はさらなる「倒産増加」が予想される
  • 2
    「まるで睾丸」ケイト・ベッキンセールのコルセットドレスにネット震撼...「破裂しそう」と話題に
  • 3
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符を打つ「本当の色」とは
  • 4
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 5
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 6
    北朝鮮軍とロシア軍「悪夢のコラボ」の本当の目的は…
  • 7
    天文学者が肉眼で見たオーロラは失望の連続、カメラ…
  • 8
    中国が仕掛ける「沖縄と台湾をめぐる認知戦」流布さ…
  • 9
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 10
    自爆型ドローン「スイッチブレード」がロシアの防空…
  • 1
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 2
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 3
    キャンピングカーに住んで半年「月40万円の節約に」全長10メートルの生活の魅力を語る
  • 4
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符…
  • 5
    2027年で製造「禁止」に...蛍光灯がなくなったら一体…
  • 6
    【クイズ】次のうち、和製英語ではないものはどれ?…
  • 7
    世界がいよいよ「中国を見捨てる」?...デフレ習近平…
  • 8
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 9
    「決して真似しないで」...マッターホルン山頂「細す…
  • 10
    【衝撃映像】イスラエル軍のミサイルが着弾する瞬間…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 5
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 6
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 7
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 8
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 9
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中