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「無駄に性的」罰金覚悟でビキニ拒否のノルウェー女子ビーチハンド代表

2021年7月21日(水)20時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
世界ビーチハンドボール選手権決勝戦

国際ハンドボール連盟の規定が議論を呼んでいる(写真は2018年の世界ビーチハンドボール選手権決勝戦で国歌斉唱をするノルウェーの選手たち) IMF-YouTube

<選手たちは服装規定と罰金を知りながら行動に移した>

ビーチハンドボール欧州選手権に出場したノルウェー女子代表選手たちが、ビキニの代わりにバイカーショーツのような短パンを着用したことで罰金を科された。

18日、銅メダルをかけて行われたスペインとの試合に選手たちは短パンで出場。

国際ハンドボール連盟(IHF)の服装規定によると、女子選手は胸の部分が大きく開いたスポーツブラとビキニボトムを着用しなければならない。選手権の公式ウェブサイトにも、試合でショートパンツを着用した選手には罰金が科されると記載されていた。

選手たちはこうした規定と罰金について承知の上で試合に臨んだ。「無駄に性的で不快な気分にさせるビキニではなく、太ももまであるショーツでプレーしたかった」という。

世界的に物議を醸しているこの件について、女子テニス界の伝説的プレーヤーのマルチナ・ナブラチロワ氏も「馬鹿げている」とツイートしている。

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