最新記事

感染第3波

東京都22日の新型コロナ新規感染1,175人・重症者は158人 自宅療養者は11日連続8,000人以上

2021年1月22日(金)20時50分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

東京都は22日、都内で新たに1175人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。自宅療養者は8,814人で11日連続8,000人以上の状態が続いている。

東京都は22日、都内で新たに1,175人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。これは金曜日としては先々週の2,392人、先週の2,001人に続く過去3番目の多さとなった。

この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:34人(約3%)
10代:63人(約5%)
20代:223人(約19%)
30代:172人(約15%)
40代:173人(約15%)
50代:159人(約14%)
60代:114人(約10%)
70代:98人(約8%)
80代:103人(約9%)
90代:32人(約3%)
100歳以上4人(約0.34%)
となっている。また65歳以上の高齢者は297人となっており、全体の25%を占めている。

感染経路が不明な人は635人で全体の54%となっている。

また、22日時点で東京都の基準による重症者は前日の160人に対して2人減って158人となっている。

これで1月に入って都内で確認された陽性者の合計は29,389人。また累計では91,834人となった。

また感染拡大による医療提供体制のひっ迫を受けて自宅療養者と入院・療養等調整中が増加。自宅療養者は8,814人で11日連続8,000人以上の状態が続いている。一方の入院・療養等調整中も6,276人と依然として高止まりが続いている。

これらの人びとの体調確認などに保健所が忙殺されることで、新規陽性者の感染経路を追い切れず、さらなる新規陽性者が増加するという悪循環が生じている。

一方で、PCR検査などでの陽性率は1月7日の14.5%から徐々に下がりはじめており、7日間移動平均値をもとに算出した20日の数値は10.5%にまで低下している。8日から発令された緊急事態宣言の効果が出ているのか、今後の動きが注目される。

newsweek_20210122_144253.jpg

PCR検査などでの陽性率は徐々に下がりはじめており、20日の数値は10.5%にまで低下している。

モニタリング会議「新規陽性者は減少しつつあるが、重症者が増加」

こうしたなか、東京都は21日午後にモニタリング会議を実施し、感染状況と医療提供体制ともに最も高い警戒レベルを維持することとした。

専門家からは感染状況について、
・新規陽性者数の増加比は約87%と低下したが1週間の合計は10,000人を超え、引き続き厳重な警戒が必要である。
・保健所から入院調整本部への調整依頼が、16日以降約500件/日を超えて、翌日以降の調整に繰り越し・待機が多数生じている。受け入れ体制を確保するためには、実効性のある感染拡大防止対策を行い、新規陽性者数を大幅に減少させることが最も重要である。
との指摘がなされた。

また医療提供体制については、
・入院患者の急増に対応するため、都は病床確保に向けた調整を行い、都立・公社病院において計1,700床の確保を進めている。現状の新規陽性患者数に対応する病床を確保するためには、通常の医療をさらに縮小せざるを得ない。
・自宅療養者の急激な増加に伴い、健康観察を行う保健所業務が急増しており、都は、自宅療養者のコールセンターによる健康相談を都内全域に拡大し、パルスオキシメータを活用した健康観察を行うなどフォローアップ体制の充実を図っている。
・重症患者の約4割は今週新たに重症化した人で占められており、新規陽性者数のうち約1%が重症化している。重症患者のさらなる増加が危惧される。
と問題点が挙げられた。

小池知事「ウイルスへの最も有効な処方箋は『ステイホーム』」

小池知事はモニタリング会議後の会見で「緊急事態宣言が出されてから2週間経ったが、夜の人の流れは低下に転じているが、昼間を含めた人流はまだ抑え切れていない。ウイルスへの最も有効な処方箋は『ステイホーム』だ。皆さんには窮屈な思いをさせるが、社会全体で感染機会を減らすことで、収束に向けて協力してもらえるようお願いしたい」と述べ、日中も含めて不要不急の外出を自粛するよう改めて呼びかけた。

ニュース速報

ビジネス

FRB、最低23年末までゼロ金利維持を=ミネアポリ

ワールド

欧州の防衛自律性、NATOとの共存可能=仏大統領

ワールド

カナダ、不要不急の渡航禁止を7月21日まで延長

ワールド

米加州、ワクチン接種デジタル証明を開始 義務化はせ

MAGAZINE

特集:ルポ 武漢研究所のウソ

2021年6月22日号(6/15発売)

新型コロナウイルスの発生源と疑われる中国の研究機関は危険な感染実験を繰り返していた

人気ランキング

  • 1

    やっぱり危ない化粧品──米研究で半分以上に発がん性物質

  • 2

    徴用工訴訟、ソウル地裁の却下判決 韓国法曹会は正反対の判決に動揺広がる

  • 3

    中国の原発で放射線漏れの疑い チェルノブイリを彷彿とさせる透明性の欠如

  • 4

    「量子もつれ顕微鏡」が「見ることができない」構造…

  • 5

    コロナ研究所流出説を裏付けるコウモリ動画

  • 6

    K-POPアイドルも逃れられぬ兵役の義務、ファンを絶望…

  • 7

    【ファクトチェック】肛門PCR検査は中国で義務付けら…

  • 8

    新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」…

  • 9

    国民の不安も科学的な提言も無視...パンデミック五輪…

  • 10

    ファイザーのワクチンで激しい副反応を経験した看護…

  • 1

    4000回の腕立て伏せを毎日、1年間続けた男...何を目指し、どうなったのか

  • 2

    中国の原発で放射線漏れの疑い チェルノブイリを彷彿とさせる透明性の欠如

  • 3

    EVシフトの盲点とは? トヨタが「水素車」に固執するこれだけの訳

  • 4

    最愛の人の「生前の姿」をGoogleストリートビューで…

  • 5

    オーストラリア、一面クモの巣で覆われる

  • 6

    将来の理数系能力を左右する「幼児期に習得させたい…

  • 7

    やっぱり危ない化粧品──米研究で半分以上に発がん性…

  • 8

    病院がICUを放棄? 無人の部屋に死体のみ、訪ねた親…

  • 9

    ノーベル賞を受賞した科学者の私が、人生で後悔して…

  • 10

    徴用工訴訟、ソウル地裁の却下判決 韓国法曹会は正…

  • 1

    4000回の腕立て伏せを毎日、1年間続けた男...何を目指し、どうなったのか

  • 2

    脳が騙される! 白黒の映像が、目の錯覚でフルカラーに見える不思議な体験

  • 3

    国際交流で日本にきた中国人200人に「裏切り者」のレッテル

  • 4

    デーブ・スペクター「日本は不思議なことに、オウン…

  • 5

    閲覧ご注意:ネズミの波がオーストラリアの農地や町…

  • 6

    東京オリンピックの前向きな中止を考えよ

  • 7

    武漢研究所は長年、危険なコロナウイルスの機能獲得…

  • 8

    【ファクトチェック】肛門PCR検査は中国で義務付けら…

  • 9

    ファイザーのワクチンで激しい副反応を経験した看護…

  • 10

    EVシフトの盲点とは? トヨタが「水素車」に固執す…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

STORIES ARCHIVE

  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月