最新記事

ヘルス

歌は脳にも体にもいいことだらけ 1日3分の「歌トレ」で楽しく健康を手に入れよう

2020年11月24日(火)14時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


どんぐりころころ 泣いてたら
カラスの坊やが コンニチハ
一緒にお山のふるさとへ
仲良く帰っていきました(9ページ)

この後、山に戻ったどんぐりは、芽を出して立派な木になる。やがて、その子・孫・曾孫のどんぐりが転がって、お池にはまり、子・孫・曾孫のどじょうといっしょに遊ぶことを想像しているという。

さて、皆さんはどんな歌詞を考えるだろうか? 自分で考えたオリジナルの三番をつくって、歌ってみるのも楽しそうだ。

シルバー世代の「歌唱三原則」

本書では、「どんぐりころころ」のような短い曲からステップアップし、最終的には演奏時間4分33秒の「荒城の月」にたどり着く。山本氏は、シルバー世代の「歌唱三原則」を次のように言っている。


一、意識して息を吸う(無理はしない)
二、意識して唇をしっかり動かす(言葉をはっきり)
三、ひと息で長く歌うよう心がける(94ページ)

無理は禁物で、あくまでも自然体で歌うことが大切だという。

白澤医師によると、歌うことで日頃の運動不足を解消し、ダイエットに繋がる可能性もあるという。毎日10~20分間ほど立って身振り手振りをつけ、腹式呼吸をしながらお腹の底から声を出して体全体で歌うことで、ストレッチや筋力アップの効果が期待できる。

新型コロナウイルスの収束の見通しは立っていない。そもそも、冬はどうしても外出が億劫になりがちだ。外出を控えていてもできる、運動不足やストレスの解消に「歌トレ」を試してみてはどうだろうか。


脳も体も活性化‼ 1日3分 歌トレ
 山本健二 著
 CCCメディアハウス

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


ニューズウィーク日本版 台湾有事 そのとき世界は、日本は
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年8月26日号(8月19日発売)は「台湾有事 そのとき世界は、日本は」特集。中国の圧力とアメリカの「変心」に強まる台湾の危機感。東アジア最大のリスクを考える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

マスク氏、第3政党始動計画にブレーキ=WSJ

ワールド

米大豆農家、中国との購入契約要請 トランプ氏に書簡

ワールド

韓国は「二重人格」と北朝鮮の金与正氏、米韓軍事演習

ワールド

トランプ政権、ワシントン検事局に逮捕者のより積極的
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 4
    【クイズ】2028年に完成予定...「世界で最も高いビル…
  • 5
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 6
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 7
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大…
  • 8
    【クイズ】沖縄にも生息、人を襲うことも...「最恐の…
  • 9
    時速600キロ、中国の超高速リニアが直面する課題「ト…
  • 10
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 3
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 4
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 5
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 6
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 7
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 8
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 9
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 10
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中