最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(23日現在)

2020年5月23日(土)10時12分

■マドリードとバルセロナ、25日より封鎖措置緩和

スペイン政府は22日、首都マドリードと第2の都市バルセロナで25日より封鎖措置を緩和すると発表した。感染件数の伸びが十分に鈍化したと判断し、屋外の飲食や10人以下の集まりを容認する。

■英、入国者に14日間の自主隔離義務付けへ 航空業界反発

英国は新型コロナウイルス感染拡大抑制策の一環として、6月8日以降に英国に入国する人に対し14日間の自主隔離を義務付ける。パテル内相が22日、明らかにした。

■米43州で4月失業率が過去最悪、コロナ影響で=労働省

米労働省・労働統計局が22日発表した4月の州別雇用統計は、50州・ワシントンDC(コロンビア特別区)全てで失業率が上昇し、就業者数が減少した。新型コロナウイルス感染防止に向けたロックダウン(都市封鎖)の影響が国内全域に及んでいる様子が鮮明となった。

■中国カンシノのコロナワクチン、初期治験で安全性と免疫誘導確認

中国カンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)<6185.HK>の研究者は22日、医学誌ランセットで、新型コロナウイルスワクチンの初期治験結果からワクチンの安全性と急速な免疫反応の誘導を確認したと発表した。

■カナダ首相、香港情勢を「懸念」 英加豪が共同声明で中国けん制

カナダのトルドー首相は22日、香港に国家安全法を課す中国政府の提案に懸念を示し、緊張緩和に向けた対話を求めると述べた。

■米雇用喪失、6月が転換点 コロナ対策第4弾の協議継続=大統領顧問

ハセット米大統領顧問は22日、国内の雇用喪失について、6月が転換点となる可能性があるとの見方を示した。同時に、トランプ政権と議会は新型コロナウイルス感染拡大に対応するための景気支援策第4弾の策定に向けた取り組みを継続するという見通しも示した。

■コロナワクチン、米で12月の接種開始は「想定可能」=ファウチ氏

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は22日、12月までに米国内で新型コロナウイルスのワクチン接種を開始する可能性に自信を表明した。

■GM、北米3工場の再開先送り 部品不足で=関係筋

米ゼネラル・モーターズ(GM)がミシガン州、インディアナ州およびメキシコのトラック組立工場の再開を遅らせることが関係者の話で分かった。メキシコからの部品不足が要因という。

■抗マラリア薬のコロナ治療利用、死亡リスク増と関連か=医学誌

医学誌ランセットは、トランプ米大統領が新型コロナウイルス感染症治療に有望として推奨している抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」について、患者の死亡リスク増大と関連があるという研究報告書を発表した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米ISM製造業景気指数、4月48.7 関税の影響で

ワールド

トランプ氏、ウォルツ大統領補佐官解任へ=関係筋

ビジネス

物言う株主サード・ポイント、USスチール株保有 日

ビジネス

マクドナルド、世界の四半期既存店売上高が予想外の減
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 6
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 7
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 8
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 9
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 10
    【徹底解説】次の教皇は誰に?...教皇選挙(コンクラ…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中