最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(23日現在)

2020年5月23日(土)10時12分

スペイン政府は首都マドリードと第2の都市バルセロナで25日より封鎖措置を緩和すると発表した。感染件数の伸びが十分に鈍化したと判断し、屋外の飲食や10人以下の集まりを容認する。写真は同日、バルセロナのビーチで(2020年 ロイター/S/Nacho Doce)

■トランプ氏、州に礼拝所再開要請 反対なら「覆す」とけん制

トランプ米大統領は22日、新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)措置の一環で閉鎖されている礼拝施設を今週末から再開するよう、各州の知事に要請した。

■世界的な予防接種の混乱、コロナワクチン接種遅れにつながる公算

ワクチンと予防接種のための世界同盟であるGAVIアライアンス (GAVI)は22日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により予防接種が世界規模で混乱しており、新型コロナワクチンが開発されたとしても、途上国の大半で接種できないかもしれないとの懸念を示した。

■EXCLUSIVE-米、被験者10万人超のコロナワクチン治験計画 候補株は約6株

米国は、新型コロナウイルスワクチンの年内の実用化に向け、有望なワクチン候補を6株程度に絞るとともに、10万人超の被験者を対象に大規模な治験を行う計画だ。

■NY自動車ショーも中止決定、会場がコロナ対応病院に利用

ニューヨーク自動車ショーの主催者は22日、今年のショーを中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け開催時期は従来の4月初旬から8月に延期されていたが、会場となるジャヴィッツ・コンベンション・センターが現在病院として利用され、当面は予備施設に指定されていることを踏まえ、中止を決定した。

■米、新型コロナ感染者157.1万人 死者9.4万人=CDC

米疾病対策センター(CDC)は22日、国内の新型コロナウイルス感染者が21日時点で前回発表から2万0522人増え157万1617人になったと発表した。

■南米が新型コロナ感染の中心地、ブラジルが最も影響=WHO

世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を担当するマイク・ライアン氏は22日、南米が新型コロナウイルス感染の中心地になっており、ブラジルが最も影響を受けているという認識を示した。

■ポルトガル、観光客の受け入れ再開 入国者の自主隔離義務付けず

ポルトガルのサントスシルバ外相は22日、同国が欧州からの観光客の受け入れを再開することを明らかにした。空港で健康チェックは実施するものの、入国後の自主隔離は義務付けない。

■米上院議員、デルタなど航空2社に労働時間削減取り消し要請

米上院議員は22日、政府による雇用支援策の要件に反しているとして、米航空会社のデルタ航空とジェットブルーに対し、従業員の労働時間削減に関する決定を直ちに取り消すよう求めた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

マスク氏のミサイル防衛システムへの関与で調査要請=

ビジネス

丸紅、自社株買いを拡大 上限700億円・期間は26

ワールド

ウクライナ協議の早期進展必要、当事国の立場まだ遠い

ワールド

中国が通商交渉望んでいる、近いうちに協議=米国務長
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 6
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 7
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 8
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 9
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中