最新記事

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(13日現在)

2020年3月13日(金)16時15分

■ ノルウェー、新型コロナで緊急対策 国内で初の死者

ノルウェー政府は12日、新型コロナウイルスの感染を封じ込めるための緊急対策を発表した。学校や飲食店など、官民のあらゆる機関を一時閉鎖するほか、全てのスポーツイベントの開催を中止する。

■ オランダ、今年景気後退入りも 新型コロナの影響次第=中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるクノット・オランダ中銀総裁は12日、新型コロナウイルスの影響次第でオランダが今年、リセッション(景気後退)に陥る可能性があるとの認識を示した。

■ ギリシャで初の新型コロナ死者、劇場やジムも2週間閉鎖へ

ギリシャで12日、国内初の新型コロナウイルスによる死者が出た。同国はウイルス拡大抑制のため、先に指示した学校休校に加え、映画館、劇場、ナイトクラブ、ジムも2週間閉鎖するとした。

■ ベトナム中銀、利下げ検討 新型コロナ打撃受けた国内経済支援

ベトナム国家銀行(中央銀行)幹部は12日、声明を発表し、新型コロナウイルスの打撃を受けている国内の経済活動を支援するため、利下げを検討していると明らかにした。

■ スペイン、新型コロナでバルセロナ近郊の町封鎖 経済対策も発表

スペインは12日、国内で新型コロナウイルスの感染者が急増する中、主要都市バルセロナ近郊の4つの町を封鎖し、経済への影響に対応する措置を発表した。

■ G7、新型コロナ巡り国際協調継続を確認=次官級協議で米財務省

米財務省は、主要7カ国(G7)が12日に次官級電話協議を実施し、新型コロナウイルスの経済などへの影響に国際社会が協力して対応する決意を確認したと発表した。

■ IATA、各国政府に航空会社支援を要請 渡航制限で打撃

国際航空運送協会(IATA)は12日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い資金繰りが悪化している航空会社に対して、各国政府に与信枠の拡大や税金の減免などを求めた。

■ フランス、新型コロナ対策で全校休校へ 企業支援も表明

フランスのマクロン大統領は12日夜、国民向けにテレビ演説し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、すべての幼稚園や学校を休校とすることを明らかにした。

■ イタリア、新型コロナの死者1000人超す 株価は過去最大の下げ

イタリア当局は12日、新型コロナウイルス感染による国内の死者が189人増加して1016人になったと発表した。政府による対策強化で経済活動は一段と停滞し、同国の株価指数は過去最大の下落率を記録した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国軍機14機が中間線越え、中国軍は「実践上陸訓練

ビジネス

EXCLUSIVE-スイスUBS、資産運用業務見直

ワールド

ロシア産肥料を米企業が積極購入、戦費調達に貢献と米

ビジネス

ECB、利下げごとにデータ蓄積必要 不確実性踏まえ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 2

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロシア空軍基地の被害規模

  • 3

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 4

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 5

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 6

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 7

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 8

    中国のコモディティ爆買い続く、 最終兵器「人民元切…

  • 9

    「複雑で自由で多様」...日本アニメがこれからも世界…

  • 10

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 5

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 9

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 10

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中