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北アイルランド

ブレグジットに翻弄される北アイルランドで火の手が上がる

2019年9月20日(金)16時00分
ニューズウィーク日本版編集部

アイルランド国境をめぐる火種がくすぶり始めたのだろうか DERRY FOOTAGE VIA REUTERS

<英領北アイルランドのロンドンデリーで警察車両に火炎瓶を投げる男の姿が......>

ジョンソン英首相の下でブレグジット(イギリスのEU離脱)は混迷を深めるばかり。1972年にイギリス軍と住民が対立し「血の日曜日事件」が起きた英領北アイルランド第2の都市ロンドンデリーでは、警察車両に火炎瓶を投げ付ける男の姿が。アイルランド国境問題をめぐる火種がくすぶり始めたのだろうか。

<本誌2019年9月24日号掲載>

【関連記事】北アイルランドにIRA復活の足音
【関連記事】【ブレグジット超解説】最大の懸案はアイルランド国境を復活させない予防措置「バックストップ」

190924cover-thum.jpg※9月24日号(9月18日発売)は、「日本と韓国:悪いのはどちらか」特集。終わりなき争いを続ける日本と韓国――。コロンビア大学のキャロル・グラック教授(歴史学)が過去を政治の道具にする「記憶の政治」の愚を論じ、日本で生まれ育った元「朝鮮」籍の映画監督、ヤン ヨンヒは「私にとって韓国は長年『最も遠い国』だった」と題するルポを寄稿。泥沼の関係に陥った本当の原因とその「出口」を考える特集です。

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