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シリア内戦トランプとトルコのエルドアン大統領が電話会談 シリア問題など関係改善で一致

6月26日、トランプ米大統領は、トルコのエルドアン大統領と電話で会談し、再選に祝意を伝えた。エルドアン大統領側が明らかにしたもので、両首脳は2国間の防衛・安全保障面の相互関係改善で一致した。写真は会見するエルドアン大統領。昨年12月にイスタンブールで撮影(2018年 ロイター/Osman Orsal)
トランプ米大統領は26日、トルコのエルドアン大統領と電話で会談し、再選に祝意を伝えた。エルドアン大統領側が明らかにしたもので、両首脳は2国間の防衛・安全保障面の相互関係改善で一致した。
米国によるシリアでのクルド人民兵組織支援や、トルコの防衛調達など一連の問題から、両国関係はここ数カ月、緊張が高まっている。
米国とトルコは今月、トルコがテロ組織とみなしているクルド人民防衛部隊(YPG)をシリア北部のマンビジュから撤退させる計画で合意。トルコの長らくの希望が実現する形となった。
トルコ大統領府は、電話会談で両首脳は、撤退計画を実行する必要性を強調するとともに、テロリズムとの戦いにおいて協力していくことで一致したとの声明を発表した。
両首脳は、7月11・12日にブリュッセルで行われる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する。


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