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台湾海峡で軍事演習したる中国「独立派が好き勝手すれば、一段の措置を講じる」

2018年4月25日(水)15時27分

4月25日、中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は、台湾付近で中国が行う一連の軍事演習は台湾に明確なメッセージを送ることが目的だとし、中国政府は台湾の独立派が自由に活動を続ける場合には一段の措置を講じると警告した。写真は台湾旗。3月にローマで撮影(2018年 ロイター/REMO CASILLI)

中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は25日、台湾付近で中国が行う一連の軍事演習は台湾に明確なメッセージを送ることが目的だとし、中国政府は台湾の独立派が自由に活動を続ける場合には一段の措置を講じると警告した。

中国はここ1年、爆撃機など軍用機を台湾周辺に飛行させるなど、台湾付近での軍事演習を拡大している。先週には台湾海峡でも演習を行った。

中国は台湾を自国の領土とみなしており、2016年の選挙で台湾の総統に独立派・民主進歩党の蔡英文氏が選出されて以来、独立機運への警戒を強めている。

馬報道官は25日の定例会見で「われわれは台湾独立派のいかなる企ても頓挫させ、中国の主権と領土保全を維持するための固い決意、十分な自信と能力を備えている」と発言。「台湾の独立派がこのまま好き勝手に振る舞う場合、われわれは一段の措置を講じる」と述べた。

また、軍事演習は台湾海峡の平和と安定、両岸の人々の利益の維持が目的だと語った。

[北京 25日 ロイター]


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