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韓国、WTOに米国への貿易制裁を要請 カナダ、ベトナムに続き

2018年1月15日(月)14時45分

1月12日、韓国製家電製品に対する関税を巡る決定に米国が従わなかったとして、韓国が米国に対し少なくとも年間7億1100万ドル相当の制裁を課すことを認めるよう世界貿易機関(WTO)に求めたことが、明らかになった。写真はWTOのロゴ。ジュネーブで2016年6月撮影(2018年 ロイター/Denis Balibouse)

韓国製家電製品に対する関税を巡る決定に米国が従わなかったとして、韓国が米国に対し少なくとも年間7億1100万ドル相当の制裁を課すことを認めるよう世界貿易機関(WTO)に求めたことが12日、明らかになった。

韓国はサムスン電子<005930.KS>やLG電子<066570.KS>、大宇電子が製造した家電製品に対し米国が最大82%の関税を課したことを巡り、米国が12月26日の期限までにWTOの決定に従わなかったとして、申し立てを行った。

韓国はこのほか、米国が他の製品についても同様のルールに再び違反した場合、不特定の額の制裁を課すことも認めるよう求めた。

米国の貿易政策を巡っては、ここ1週間だけでもカナダが同国をWTOに提訴したほか、ベトナムも海産物への関税について不服を申し立てるなど、反発が強まっている。

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