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韓国高官「北朝鮮との合同事業、中止の金剛山以外は依然協議中」

2018年1月30日(火)17時24分

1月30日、韓国は、平昌冬季五輪関連で北朝鮮が実施を中止した南北合同行事のほかにも、五輪関連で複数の合同事業を進めていく方針という。政府高官が明らかにした。写真は平昌のスキージャンプセンターで25日撮影(2018年 ロイター/Pawel Kopczynski)

韓国は、平昌冬季五輪関連で北朝鮮が実施を中止した南北合同行事のほかにも、五輪関連で複数の合同事業を進めていく方針という。政府高官が30日、明らかにした。

北朝鮮は29日夜、韓国メディアが冒涜(ぼうとく)する世論を広めたとして、金剛山で2月4日に予定されていた南北合同行事を中止した。

しかし、韓国統一省の当局者は匿名でロイターに、両国は引き続き、北朝鮮の馬息嶺(マシクリョン)スキー場で韓国選手団の合宿を行うため、詳細を協議していると説明。この合同合宿計画に関しては問題ないようだと述べた。

ただ、北朝鮮の今回の決定を踏まえると、2月9日の五輪開幕前に合同行事が行われる公算は小さいだろうと述べた。

[ソウル 30日 ロイター]


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