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米当局、セブンイレブン約100店を一斉捜査 不法移民の従業員21人を拘束

2018年1月11日(木)11時30分

1月10日、米移民税関捜査局(ICE)は、国内17州とコロンビア特別区にあるコンビニエンスストア「セブンイレブン(7-Eleven)」合計98店を一斉捜査し、不法滞在の疑いで従業員21人の身柄を拘束した。写真は都内で昨年1月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

米移民税関捜査局(ICE)は10日、国内17州とコロンビア特別区にあるコンビニエンスストア「セブンイレブン(7-Eleven)」合計98店を一斉捜査し、不法滞在の疑いで従業員21人の身柄を拘束した。

ICEの捜査通知に基づき、各店舗のオーナーは従業員が米国に合法的に滞在し、就労が認められていることを3営業日以内に証明しなければならない。証明できない場合は民事・刑事罰を受ける可能性があるという。

拘束された21人は移民裁判所への出頭が求められ、最終的に国外追放処分となる可能性がある。

ICEの報道官によると、今回の一斉捜査はトランプ政権下で最大となる規模で実施された。

ICEは今回の捜査について「不法移民を雇う米企業に対する強いメッセージを送るものだ。ICEは法を執行する。法に違反すれば責任を問われる」としている。

テキサス州に拠点を置く米セブンイレブンは、ICEの捜査を受けたのは同社のフランチャイズ店で、従業員の在留資格の確認を含めた雇用責任は各店舗のオーナーにあり、同社にはないと説明した。

米セブンイレブンは米国内で約8500店舗を展開している。

[10日 ロイター]


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