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ベネズエラと米国は最悪の関係だが、話し合いで理解可能=マドゥロ大統領

2017年8月23日(水)15時50分

8月22日、ベネズエラのマドゥロ大統領は、同国と米国の関係は過去最悪になっていると述べた。大統領官邸で外国人記者向けに演説した際の発言で、この模様は全国でテレビ中継された。写真は演説する同大統領(2017年 ロイター/Marco Bello)

ベネズエラのマドゥロ大統領は22日、同国と米国の関係は過去最悪になっていると述べた。大統領官邸で外国人記者向けに演説した際の発言で、この模様は全国でテレビ中継された。

大統領は「残念ながら、わが国と米国の関係は現在最悪となっている」と述べた。

また、自身とトランプ米大統領は互いに敬意を持つべきとし、両国は関係を正常化して対話すべきと指摘。「われわれは話し合うことでしか理解し合えない」と述べた。

トランプ大統領は今月、ワシントンで記者団に「(ベネズエラの)国民は苦しみ、死んでいっている。ベネズエラに対しては、必要なら武力行使も含め、多くの選択肢がある」と発言していた。

[カラカス/ボゴタ 22日 ロイター]


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