最新記事

銃規制

【写真特集】女性限定、銃の使い方教えます

2017年6月7日(水)17時45分
Photographs by MOLAND FENGKOV

テキサス州オースティンを拠点とする女性限定の射撃クラブ「シュア・ショッツ」には10代の少女の姿も

<アメリカの銃規制に反対するロビー団体の全米ライフル協会は、銃所有を女性や子供にも広げる活動を熱心に展開している>

凄惨な銃乱射事件が起きるたびに銃規制の強化が叫ばれながら、議論が前進しないアメリカ。昨年の大統領選でも銃規制の是非が争点の1つとなったが、特に南部では「銃を持つ自由」を重んじる空気が強く、規制は簡単には進みそうにない。

それどころか銃規制反対を掲げるロビー団体、全米ライフル協会(NRA)は男性中心だった銃の所有者層を、女性や子供にも広げる活動を熱心に展開している。実際、銃を所持する女性は05年の13%から11年には23%に増え、女性向けの射撃教室も各地に誕生している。

【参考記事】黒人射殺事件の連鎖を生む元凶は

テキサス州オースティンでは10年、女性限定の射撃クラブ「シュア・ショッツ」が発足。女性同士で訓練するほうが自信と自尊心を高められると、創設者のニキ・ジョーンズは語る。

会員は定期的に集まり、射撃の訓練を受けたり、銃関連グッズのデザインの話に花を咲かせたり。彼女たちは、他人に銃口を向ける機会が訪れないことを願いつつ、自分や家族の身の安全を守るために準備を怠らないつもりだと口をそろえる。

最年少の会員は4歳の少女。アメリカ社会から銃が消える日は遠いと思わざるを得ない。


ppguns02.jpg

週1回開催される女性限定の射撃クラスには、仕事を終えてから直接駆け付ける人も少なくない


ppguns03.jpg

射撃練習場の休憩スペースには「銃の敵は2つだけ。さびと政治家だ」の掲示が


ppguns04.jpg

クラブ創設者のジョーンズは常に銃を携帯。テキサス州では公共の場で他人に見える形で銃を持ち歩ける

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国こそが「真の脅威」、台湾が中国外相のミュンヘン

ワールド

米中「デカップリング論」に警鐘、中国外相がミュンヘ

ビジネス

ウォルマート決算や経済指標に注目、「AIの負の影響

ワールド

ドバイ港湾DPワールドのトップ辞任、「エプスタイン
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 4
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 5
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 6
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 9
    反ワクチン政策が人命を奪い始めた
  • 10
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 8
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 9
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 10
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中