最新記事

ロシア政治

ロシア180カ所でプーチン政権の汚職抗議デモ 1200人以上拘束

2017年6月13日(火)08時30分

6月12日、首都モスクワなどロシア国内の180カ所以上で、プーチン政権の汚職に抗議する大規模なデモが行われた。(2017年 ロイター/Maxim Shemetov)

首都モスクワなどロシア国内の180カ所以上で12日、プーチン政権の汚職に抗議する大規模なデモが行われ、デモを呼び掛けた反体制の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏のほか、多くのデモ参加者が拘束された。

ロシアの祝日に合わせて計画されたデモには数千人が参加し、モスクワ中心部では参加者が「プーチンのいないロシアを」、「ロシアは自由になる」などと連呼した。機動隊は警棒などを使って鎮圧を図った。

人権団体OVDインフォによると、モスクワでは730人が拘束された。内務省によると、サンクトペテルブルクの拘束者は500人に上った。

ナワリヌイ氏は2018年の大統領選挙への出馬に意欲を示しており、3月にも同様の抗議活動を実施。前回のデモで1000人以上が逮捕されたにもかかわらず、再び多くの参加者を引きつけ、存在感を示した。モスクワのデモでは若者の姿が目立った。

来年の選挙ではプーチン氏の再選が見込まれているが、ナワリヌイ氏が今後も反政権デモを実施し、プーチン氏に圧力を加える可能性がある。政権側は汚職疑惑を否定している。

ナワリヌイ氏の妻によると、同氏は自宅を出発した際に拘束された。ロイターは警察の車両が同氏の住む集合住宅を出発するのを目撃した。

裁判所はこの日深夜に同氏に対し、繰り返し集会を組織し法を犯したとして30日間の禁固を言い渡した。裁判所は3月にも15日間の拘束を認めていた。

[モスクワ 12日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ビジネス

仏経財相、来年の景気減速を予想

ワールド

米中通商合意、米USTR代表「完全に成立」 中国は

ビジネス

12月英総合PMI速報値は2016年7月以来の低水

ワールド

カタール外相「サウジとの膠着状態を打開」=CNN

MAGAZINE

特集:進撃のYahoo!

2019-12・17号(12/10発売)

メディアから記事を集めて配信する「巨人」プラットフォーマーとニュースの未来

人気ランキング

  • 1

    韓国「アナ雪2」1000万人突破の影でディズニー訴えられる 大ヒットを支えた「ドベ」とは?

  • 2

    ダース・ベイダーは「ルーク、私がおまえの父親だ」と言っていない!

  • 3

    カイロ・レンは嘘をついていた?『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』新キャラと予想

  • 4

    英総選挙、驚きの保守党圧勝を読み解くと

  • 5

    共産党国家に捧げるジョーク:変装した習近平に1人の…

  • 6

    キャッシュレス化が進んだ韓国、その狙いは何だった…

  • 7

    英総選挙、どっちつかずより「とっとと離脱」を選ん…

  • 8

    サルの細胞を持つブタが中国で誕生し、数日間、生存…

  • 9

    中国組織が暗躍、麻薬密輸は瀬取り化 フィリピン「超…

  • 10

    殺害した女性の「脳みそどんぶり」を食べた男を逮捕

  • 1

    熱帯魚ベタの「虐待映像」を公開、動物愛護団体がボイコット呼び掛ける

  • 2

    インフルエンザ予防の王道、マスクに実は効果なし?

  • 3

    共産党国家に捧げるジョーク:変装した習近平に1人の老人が言ったこと...

  • 4

    カイロ・レンは嘘をついていた?『スター・ウォーズ…

  • 5

    中国で焚書令、文化大革命の再来か

  • 6

    殺害した女性の「脳みそどんぶり」を食べた男を逮捕

  • 7

    東京五輪、マラソンスイミングも会場変更して! お…

  • 8

    韓国「アナ雪2」1000万人突破の影でディズニー訴えられ…

  • 9

    サルの細胞を持つブタが中国で誕生し、数日間、生存…

  • 10

    キャッシュレス化が進んだ韓国、その狙いは何だった…

  • 1

    食肉市場に出回るペット 出荷前には無理やり泥水を流し込み...

  • 2

    「愚かな決定」「偏狭なミス」米専門家らが韓国批判の大合唱

  • 3

    「日本の空軍力に追いつけない」アメリカとの亀裂で韓国から悲鳴が

  • 4

    元「KARA」のク・ハラ死去でリベンジポルノ疑惑の元…

  • 5

    「韓国は腹立ちまぎれに自害した」アメリカから見たG…

  • 6

    文在寅の経済政策失敗で格差拡大 韓国「泥スプーン」…

  • 7

    殺害した女性の「脳みそどんぶり」を食べた男を逮捕

  • 8

    GSOMIA継続しても日韓早くも軋轢 韓国「日本謝罪」発…

  • 9

    日米から孤立する文在寅に中国が突き付ける「脅迫状」

  • 10

    何が狙いか、土壇場でGSOMIAを延長した韓国の皮算用

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
「STAR WARS」ポスタープレゼント
ニューズウィーク試写会ご招待
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月