最新記事

米朝関係

トランプ政権、北朝鮮の米国人拘束を懸念 北欧で非公式協議へ

2017年5月9日(火)10時21分

5月8日、米ホワイトハウス報道官は、北朝鮮で米国人1人が新たに拘束されことについて「懸念している」と語った。写真はスパイサー報道官、8日ホワイトハウスで撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

米ホワイトハウス報道官は8日、北朝鮮で米国人1人が新たに拘束されことについて「懸念している」と語った。

北朝鮮が拘束している米国人はこれで4人目となる。

スパイサー報道官は記者団に対し「懸念している。われわれは状況を認識しており、スウェーデン大使館と米国務省を通じて拘束されている米国人の解放に向け対処している」と語った。

北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)によると、当局は6日、平壌科学技術大学に勤務していた米国人のキム・ハクソン氏を北朝鮮政府に対する敵対的行為をした疑いで拘束した。

北朝鮮問題を巡っては、同国外務省の崔善姫・北米局長が米国の元政府高官と北欧で非公式協議を行うと報じられた。

こうした非公式協議はトランプ米大統領就任後初めてとなる。

北欧での協議について詳しく知る関係筋によると、両者はノルウェーのオスロで協議する可能性が高く、米国側はシンクタンク「ニュー・アメリカ財団」のディレクター兼上級研究員、スザンヌ・ディマジオ氏が率いる。少なくとも1人の元米政府高官が出席するが、政権は関与していないという。

ディマジオ氏はロイターの取材に対し、オスロに滞在していることを確認したが、協議に関する情報は明らかにしなかった。

米国務省当局者は「非公式協議は様々な問題について世界各地で実施されており、米政府の関与から独立して行われている」と語り、協議の意義を重要視しない立場を示した。

[ワシントン 8日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:日本株はイベント後も高値圏、「適温」の異

ワールド

タイ憲法裁、ペートンタン首相の失職認める 倫理規定

ワールド

英財務相は銀行の準備預金利子の課税を、シンクタンク

ワールド

トランプ一族「ビットコイン社会を愛している」 10
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ」とは何か? 対策のカギは「航空機のトイレ」に
  • 3
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 4
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 5
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 6
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 7
    「ガソリンスタンドに行列」...ウクライナの反撃が「…
  • 8
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    自らの力で「筋肉の扉」を開くために――「なかやまき…
  • 1
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 2
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 5
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 6
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 7
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 8
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 10
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中