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米ロ関係

米マティス国防長官、ロシアと対ISIS軍事協力「現時点でない」

2017年2月17日(金)11時06分

2月16日、マティス米国防長官(写真)はロシアと軍事的に協力する可能性は現時点でないと述べた。ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会の終了後、記者団に語った(2017年 ロイター/Francois Lenoir)

マティス米国防長官は16日、ロシアと軍事的に協力する可能性は現時点でないと述べた。ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会の終了後、記者団に語った。

トランプ米大統領は選挙戦で、過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いでロシアと協力する可能性に繰り返し言及し、ロシアはトランプ政権の発足を機に米国との関係修復を期待していた。

しかし、マティス長官の発言で、近い将来の軍事協力は実現しない見通しが示された。

長官は「われわれは現時点で軍事レベルで協力する状況にはないが、双方の政権指導者は共通の立場を見出そうと努めるだろう」と述べた。

また、米国が民主的選挙へのロシアの介入を懸念していることにも言及。

ロシアが米大統領選に介入したと考えるかとの質問には「現時点では、民主主義国で行われた多くの選挙にロシア側が介入した、もしくは介入を試みたというわずかな疑念があるとだけ述べる」と答え、米大統領選への介入を明言することはなかった。

ロシアのインタファクス通信によると、ロシア政府は米ロ首脳会談の計画に関する合意はまだないと発表した。

[ブリュッセル 16日 ロイター]


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