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中国空母、台湾の防空識別圏を通過 台湾が戦闘機を緊急発進

2017年1月11日(水)12時13分

1月11日、台湾は、南シナ海で訓練を行っていた中国軍の空母「遼寧」の艦隊が台湾海峡を北上する中、戦闘機をスクランブル発進させ、軍艦を配備した。写真は台北で2015年11月撮影(2017年 ロイター/Pichi Chuang)

 台湾は、南シナ海で訓練を行っていた中国軍の空母「遼寧」の艦隊が台湾海峡を北上する中、戦闘機をスクランブル発進させ、軍艦を配備した。

 台湾国防部(国防省に相当)によると、遼寧は台湾の領海には侵入しなかったが、南西の防空識別圏(ADIZ)に入ったため、艦隊の航行を監視するため軍用機と軍艦を緊急発進させたという。

 国防部報道官は「(艦隊の)動きについて完全に把握している」と述べた。

[台北 11日 ロイター]


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