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イギリス経済

イギリス銀行業界は高リスク融資拡大競争へ突入、財務懸念が浮上

2016年8月18日(木)18時47分

 ロイターが取材した複数の銀行幹部は、国民投票後に銀行間の競争が激化したことを認める一方、収益を追求する上で今の厳格な審査基準が障害になるとの見方は否定した。

 RBSやロイズは、あらゆる融資が厳しいリスク許容度の範囲内で決定されていると主張。HSBCも、リスクや借り入れ可能度の基準は変わっていないとしている。

 バークレイズのステイリー最高経営責任者(CEO)は、上半期決算のアナリスト説明会で、消費者金融とホールセール金融を通じて同行の融資は他の英銀と比べて質が高く、保守的なリスク管理姿勢が明確になったと胸を張った。

 とはいえ業界内からも、小規模経営だったり実績が乏しい企業や既に大きな借金を抱える消費者への融資を性急に拡大するのは危険だと警戒する声が出ている。

 (Sinead Cruise、Andrew MacAskill記者)

[ロンドン 16日 ロイター]


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Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

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