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トルコ主要空港で自爆テロ36人死亡、首相「ISIS関与か」

2016年6月29日(水)10時09分

 6月28日、トルコのアタテュルク国際空港で28日に起きた自爆攻撃について、ユルドゥルム首相は、現場の状況などから過激派組織「イスラム国(IS)」の犯行である可能性があると述べた。提供写真(2016年 ロイター/Ismail Coskun/IHLAS News Agency)

トルコのアタテュルク国際空港で28日に起きた自爆攻撃について、ユルドゥルム首相は、現場の状況などから過激派組織「イスラム国(IS)」の犯行である可能性があると述べた。

首相は現場で記者団に対し「これまでに36人が死亡し、負傷者は多数出ている」と説明。重傷者もいると明らかにした。

当局によると、負傷者は150人近くに上っている。

ある当局者は死亡者について、大半がトルコ人だが外国人も含まれていると述べた。ただ、死傷者の国籍など詳しいことは分かっていない、としている。

NTVは、当局は3回の爆発があったとしており、3人が自爆したとみていると伝えた。



[イスタンブール 28日 ロイター]


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