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国連安保理、北朝鮮への制裁決議案採決を2日に延期

ロシアが決議案の内容精査に時間が必要と主張

2016年3月2日(水)10時47分

3月1日、国連安全保障理事会が米東部時間1日午後に予定していた対北朝鮮制裁決議案の採決を翌2日午前10時(日本時間3日午前0時)に延期したことが分かった。写真は2014年10月、ジュネーブで(2016年 ロイター/Denis Balibouse)

 外交筋によると、国連安全保障理事会は米東部時間1日午後に予定していた対北朝鮮制裁決議案の採決を翌2日午前10時(日本時間3日午前0時)に延期した。ロシアが決議案の内容精査に時間が必要と主張したためという。

 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は29日、論評の中で「衛星の製造および打ち上げを行う立場は不変であり、誰彼が『制裁』を加えようと宇宙開発を放棄するつもりはない」と表明。制裁案については「(北朝鮮の)主権をいたずらに侵害するものであり、重大な挑戦である」とした。

  

[国連 1日 ロイター]


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