最新記事

軍備

米、大陸間弾道ミサイル発射実験を計画

ロシアや中国、北朝鮮との間で緊張が高まる中、軍事的優位を誇示する狙い

2016年2月26日(金)19時06分

2月25日、米軍が大陸間弾道ミサイルの発射実験を実施する計画であることがわかった。核弾頭を搭載していない「ミニットマンIII」ミサイルをカリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から南太平洋マーシャル諸島のクェゼリン環礁付近へ発射する予定。写真はミズーリ州の米空軍基地で「ミニットマンIII」ミサイルを調査する空軍の技術者ら。1980年1月撮影。提供写真(2016年  ロイター/Tech. Sgt. Bob Wickley/USAF/Handout)

 米軍が25日にも大陸間弾道ミサイルの発射実験を実施する計画であることがわかった。発射実験は今週に入って2度目。ロシアや北朝鮮などとの間で緊張が高まる中、米国の核兵器の有効性を誇示する狙いがあるとみられる。

 25日夜か26日朝にも、核弾頭を搭載していない「ミニットマンIII」ミサイルが、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から南太平洋マーシャル諸島のクェゼリン環礁付近に向けて発射される予定。

 ロバート・ワーク国防副長官によると、こうした実験は2011年1月以降少なくとも15回行われており、ロシアや中国、北朝鮮などに向け、米国が有効な核兵器を保有しているというメッセージを送る狙いがあるという。

 核兵器の有効性を示すことは、米国の兵器が老朽化し、使用に耐える期限に近づいているとされるなか、ますます重要性を増しているとみられる。

 

[ヴァンデンバーグ空軍基地(米カリフォルニア州) 25日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

米国防総省、重要鉱物の国内供給強化へ提案要請 イラ

ワールド

世界株に調整リスク、弱気相場の可能性は限定的=ゴー

ワールド

カタールがLNG輸出で「不可抗力宣言」、通常生産再

ワールド

イラン製無人機への防衛で米などが支援要請=ゼレンス
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中