最新記事
宇宙

「地球外生命体の最強証拠」? 惑星K2-18bで発見「生命の痕跡」か

Scientists Discover Signs of Possible Alien Life

2025年4月23日(水)17時20分
ダン・コディ
宇宙に生命が存在する証拠か...太陽系外惑星K2-18bから届いた衝撃の「信号」(写真はイメージです) Javier Miranda-Unsplash

宇宙に生命が存在する証拠か...太陽系外惑星K2-18bから届いた衝撃の「信号」(写真はイメージです) Javier Miranda-Unsplash

<地球から120光年離れた惑星「K2-18b」の大気に、生物活動に由来する可能性のある化合物が検出された。研究者は「これまでで最も強力な証拠」と語り、地球外生命体の存在に一歩近づいた可能性がある>

太陽系外の惑星で、生物活動をうかがわせる痕跡が発見された。人類が探し続けてきた地球外生命体につながる「最強の証拠」と表現する研究者もいる。

「これは人類が何千年もの間、問い続けてきた疑問だ。もしも初めてそれを目の当たりにしているとすれば、まさに衝撃でしかない」。ケンブリッジ大学の天体物理学者で論文筆頭著者のニック・マドゥスダン教授はそう語った。「その圧倒感から立ち直るには時間がかかる」

衝撃の発見があったのは地球から120光年以上離れた太陽系外惑星「K2-18b」。研究チームはK2-18bの大気から、地球上では生命のみが作り出す化合物を検出した。

まだ確定はしていないものの、この発見は宇宙生物学研究を前進させる重要な1歩になり得る。

ガーディアン紙によると、マドゥスダンは「太陽系外の生物活動をうかがわせるこれまでで最強の証拠」と形容し、「我々は極めて慎重だ。この信号は本物なのか、そしてそれが何を意味するのかを、自分たちに問いかけなければならない」とした。

メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人

ビジネス

NY外為市場=ドル横ばい、米CPI受け 円は週間で

ビジネス

米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 3
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 9
    毛沢東への回帰? それとも進化? 終身支配へ突き…
  • 10
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中