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米スペースXがロケット着陸回収に成功、衛星も軌道投入

テスラ・モーターズの創業者イーロン・マスクの宇宙ビジネスがさらに前進

2015年12月22日(火)13時25分

12月21日、米民間宇宙企業スペースXは、通信衛星を搭載してフロリダ州から打ち上げられたファルコン9ロケットについて、再利用可能な1段目の機体を上空で分離させ、向きを変えて打ち上げ地点近くに引き戻し、無事着陸させることに成功した。写真はフロリダで21日撮影(2015年 ロイター/Joe Skipper)

 米民間宇宙企業スペースXは21日、通信衛星を搭載してフロリダ州から打ち上げられたファルコン9ロケットについて、再利用可能な1段目の機体を上空で分離させ、向きを変えて打ち上げ地点近くに引き戻し、無事着陸させることに成功した。

 搭載していたORBCOMM社の衛星11基も全て軌道に乗せた。6月に無人宇宙船の打ち上げに失敗して以来、スペースXがロケット打ち上げを再開するのは初めてだった。

 米東部時間21日午後8時29分(0129GMT=日本時間22日午前10時29分)にケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたファルコン9は、数分後に1段目の機体が発射台から約6マイル(約9.7キロ)離れた地点に着陸した。

 

[ケープカナベラル(米フロリダ州) 21日 ロイター]


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